国民との対話を行う文在寅大統領=19日、ソウル
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
[写真=青瓦台]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5年の任期を折り返して後半に入り、国民からの質問に答えた。
文大統領は19日午後8時からMBCテレビで生放送された「国民との対話」に出演し、南北関係や韓日関係の外交・安全保障問題から経済・検察改革などの問題まで、様々な懸案について答えた。
文大統領は、南北関係について「米朝が公言した通り、年内に実務交渉を経て首脳会談を開催しようとする努力が行われている」とし、「3回目の米朝首脳会談が行われればきっと成果があると思う。そうなれば、南北関係も(改善の)余地が生まれる」と語った。
国民との対話を行う文在寅大統領=19日、ソウル
文大統領は、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、韓米日における安全保障協力の重要性を強調し、「最後の瞬間までGSOMIAが終了する事態を回避できるなら、日本と努力していく」と明らかにした。
「国民との対話」は110分間で、事前に準備されたシナリオはない。対話に参加した300人の国民がその場で発言を得て文大統領に質問し、それに文大統領が答える形で進められた。参加者は、地域や性別、年齢などをバランス良く考慮して選定。SNSで文大統領に届いた質問は1万6千34件。
xuaiy@korea.kr