政策

2020.01.21


Change.orgのホームーページキャプチャー

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[イ・ハナ、イ・ギョンミ]


世界最大のオンライン署名サイト「Change.org」で行われたキャンペーン「2020年日本東京オリンピックでの旭日旗応援反対」の賛同者が、キャンペーン開始4カ月で5万人を超えた。

このキャンペーンは、ネット上で民間外交を行う団体「ヴァンク(VANK)」が提案したもので、去年9月24日から始まった。


同キャンペーンは、1936年にベルリンで行われたオリンピックにおいて、ドイツがナチスを象徴する「ハーケンクロイツ」を利用し、オリンピックを軍国主義の宣伝の場として使ったと説明している。また、日本の軍国主義と侵略戦争の象徴である「旭日旗」が、今年の東京オリンピックで使われることへの問題を提起している。


ヴァンクは21日、賛同者5万人のリストや2千人の意見をまとめ、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とIOC事務局宛に電子メールで送ったという。


その上で、「賛同した5万人は、戦犯旗の旭日旗が、平和と国際親善の祭典であるオリンピックで使われることを深刻に受け止めている」とし、「旭日旗は、第二次世界大戦の凄まじい苦痛を連想させる政治的な象徴」と主張した。


また、IOCに対し、旭日旗を使用した応援を正式に禁止するとともに、日本政府が東京オリンピックを政治的な宣言の道具として利用しようとするいかなる行為も容認してはいけないと強調した。


hlee10@korea.kr