オンラインでオランダのルッテ首相と会談する文大統領=7日、青瓦台、聯合ニュース
[キム・ミンジ、キム・ウニョン]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、オランダのマルク・ルッテ首相と7日、オンラインで首脳会談を行い、半導体や第4次産業革命の分野での両国間の協力を強化していくことを確認した。青瓦台(大統領府)のパク・ギョンミ報道官が、書面で伝えた。
今回の会談は、両国が今年国交樹立60周年を迎えたことを受け、開催された。両首脳は、同日午後4時半から1時間、会談し、共同メディア発表文を採択した。
両首脳は、1961年の国交正常化以来、両国が政治・経済・文化において協力関係を発展してきたことを確認した。
また、第4次産業革命の分野において、先導的な役割の遂行に向け、両国が持つ強みを活用することにした。
両国は、半導体製造の分野では韓国が、半導体製造装置の分野ではオランダがそれぞれ強みを持つ重要なパートナーであるという認識で一致し、両国が半導体の供給網の協力をより一層、強固にしていくことにした。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、ワクチンの普遍的かつ公正で迅速な分配が重要である点に同意し、包容的なグリーンリカバリーと炭素中立という共通の目標を達成するために積極的に協力していくことにした。
さらに、文大統領は韓半島における非核化や恒久的な平和構築の実現に向け、努力を継続すると表明し、ルッテ首相は、韓国の努力を支持すると応じた。文大統領は、韓国戦争に参戦したオランダ軍人の遺体調査を約束し、ルッテ首相は謝意を表明した。
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