政策

2022.06.06

Prime Minister Han Duck-soo

会議を主催する韓悳洙・国務総理=3日、ソウル、聯合ニュース


[ユ・ヨンギョン、キム・ウニョン]

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けていない人でも、隔離措置なしで8日から韓国に入国できる。ただ、入国前後に受ける感染を確認するPCR検査は維持する。


現在、ワクチンの接種を受けていない人が海外から入国する際には、7日間の隔離が義務付けられている。


韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は3日、政府ソウル庁舎で中央災難(災害)安全対策本部の会議を開き、「韓国の防疫状況が安定しており、医療体制にも余力がある」として、同措置を今月8日から解除すると発表した。

また、便数や運行時間を制限している仁川国際空港についても「運航需要に弾力的に対応できていない」と指摘。同様に8日から規制が解除され、2年2カ月ぶりに24時間の通常運行に戻ることになった。

国土交通部は、コロナ過の影響で1時間当たりの到着機数が20機に縮小されていたが、8日からは新型コロナ前の水準(40機)までに戻すという方針を明らかにした。午後8時から翌日午前5時までの離着陸制限もなくなり、空港は24時間運用される。


また、国際線の増便に充てる方針も発表。6月に週の増便数を230便に引き上げたことに続き、8日からは増便数の上限をなくし、需要に応じ供給することにした。


dusrud21@korea.kr