仁川国際空港の新型コロナ検査センターの風景=8月16日、仁川、聯合ニュース
[ソ・エヨン]
韓国政府は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて導入した水際対策のうち、入国後のコロナPCR検査の義務を10月から撤廃するという方針を打ち出した。
中央災難(災害)安全対策本部の李基日(イ・ギイル)第1総括調整官(保健福祉部第2次官)が同日、会議で発表した。
同措置により、海外からの入国者に対する新型コロナの防疫措置はすべてなくなる。
海外からの入国者のうち、感染が確認された割合が1.3%(8月)から0.9%(9月)と低下したことや、オミクロン株派生型「BA.5」の致死率が低いことを踏まえたという。
致死率の高い変異株が確認されれば、検査義務の再導入を検討する見通しだ。症状がある場合、保健所でコロナPCR検査を無料で受けることができる。
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