政策

2023.02.22

搭乗手続きをするため、待機している人々=14日、仁川国際空港、聯合ニュース

搭乗手続きをするため、待機している人々=14日、仁川国際空港、聯合ニュース


[ソ・エヨン]

韓国政府は22日、中国からの渡航者に義務付けていた入国後のPCR検査を、3月1日から解除すると発表した。

中国からの入国者の陽性率が大きく低下していることから、防疫措置の緩和が可能だと判断したという。

防疫当局は今年1月2日から、中国からの入国者に対し、入国直後のPCR検査を義務付けていた。その3日後の1月5日からは、入国する前に現地で発給したコロナ検査の陰性証明書の提出も義務としていた。

ただ、入国前のPCR検査や、Qコード(検疫情報を事前に入力するシステム)入力義務は3月10日まで延長し、今後の状況を見てから解除することになる。

韓国政府は、中国内のコロナ感染状況が落ち着いており、新たな変異株が出現していないことから、中国人への短期ビザ発給を今月11日から再開した。これに合わせて、中国も18日から韓国人に対する短期ビザ発給制限措置を解除した。

仁川(インチョン)国際空港以外の、他の空港を通じた入国も再開する。韓国政府は、韓国と中国を結ぶ航空便を、現在の週62回から今月末までに80回、来月は週100回に増やすことを検討している。

xuaiy@korea.kr