政策

2023.03.15

ソウル市内のバス停=15日、ソウル、聯合ニュース

ソウル市内のバス停=15日、ソウル、聯合ニュース


[ソ・エヨン]

韓国政府は15日、バスや地下鉄などの公共交通機関でのマスク着用義務を20日から解除すると発表した。マスク着用が義務付けられた2020年10月以降、2年5カ月ぶりのこと。

今年1月30日、室内でのマスク着用義務が緩和されて以来、新型コロナウイルスの感染状況が安定していることが背景にある。

ただ、混雑時間帯の公共交通機関の利用者や症状がある人については、積極的にマスクを着用するよう勧告した。

一般の薬局に関しては、感染が疑われる人やハイリスク者が利用する可能性があることから、マスク着用義務が維持される。また、病院など医療機関での着用義務は引き続き維持されるが、薬局については、駅舎など開放的な場所にある店舗での着用義務は解除される。

防疫当局は「日常生活の回復に向けて一歩を踏み出せるのは、国民が防疫ルールをきちんと守ってくれたおかげ」とし、「ワクチンの追加接種や治療薬の処方を増やし、重症化率と致死率を最小限に抑え、日常回復のための方策も問題なく準備する」と強調した。

xuaiy@korea.kr