政策

2023.10.06

国立ハングル博物館を訪問し、「訓民正音、1000年の文字計画」常設展示を観覧する尹大統領=5日、ソウル・龍山区、大韓民国大統領室キム・ヨンウィ

国立ハングル博物館を訪問し、「訓民正音、1000年の文字計画」常設展示を観覧する尹大統領=5日、ソウル・龍山区、大韓民国大統領室キム・ヨンウィ


[イ・ダソム]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が5日、「世宗(セジョン)大王が創製したハングルの精神は、現代の韓国が求めている自由・平等・繁栄とも一脈相通ずる」と強調した。

大統領室の李道雲(イ・ドウン)報道官はこの日、書面で「尹大統領が9日、第577周年ハングルの日を前に、国立ハングル博物館を訪問した」と明らかにした。

尹大統領は「身分の低い人や女性だけが使用したという一般的な偏見とは異なり、実際ハングルは、王から奴婢に至るまでさまざまな階層の人々が平等に使用した文字だった」とし「身分の高さを問わず、漢文を学んでいない人たちもハングルで自分の考えを伝えることができるようになり、、平等の価値を実現した」と述べた。

続けて「デジタル時代に、最も有利な文字がアルファベットとハングルであり、ハングルは私たちがIT強国に進むのに大きな役割を果たした」と話した。

この日、尹大統領は「訓民正音、1000年の文字計画」の常設展示で、訓民正音解例本と言解本(オンヘボン、言語解説本)、初の国語辞典の原稿である「マルモイ」、近代ハングル小説、独立新聞などの資料を閲覧した。

2014年10月に開館した国立ハングル博物館は、韓国最高の文化遺産であるハングルの文化的価値を発信するための取り組みを行っている。博物館は今年のハングルの日を記念して、今月10日まで「2023ハングル週間」のイベントを開催する予定だ。

dlektha0319@korea.kr