来年から訪韓する外国人観光客の事後免税制度の払い戻しが1回あたり50万ウォン、計250万ウォンから1回あたり100万ウォン、計500万ウォンの2倍に引き上げられる=仁川国際空港公社
[パク・ヘリ]
来年から訪韓する外国人観光客の事後免税制度の払戻限度額が既存の2倍に引き上げられる。
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官は27日午前、ソウル・鍾路区(チョンノグ)にある政府ソウル庁舎で主宰した「非常経済長官会議兼輸出投資対策会議」で、「外国人観光客のショッピングをより活性化し、外国人観光客のショッピング意欲を高め、観光業界を活性化させる目的で、、外国人事後免税制度を大幅に拡大する計画」だと明らかにした。
事後免税制度は外国人観光客が事後免税店で購入した商品に含まれた付加価値税、個別消費税を出国時に還付してもらえる制度。現在、外国人観光客が事後免税店で免税価格で購入できる限度は1回あたり50万ウォン(約5万7263円)、計250万ウォン(約28万6313円)だ。
秋副首相によると、来年1月1日から外国人観光客が事後免税店でショッピングした後に即時払い戻しできる限度は、現在1回あたり50万ウォン、計250万ウォンから1回あたり100万ウォン、計500万ウォンの2倍に引き上げられる。
今回の引き上げ幅は、従来の政府方針より大きい。文化体育観光部は、9月に発表した「中国人訪韓観光活性化方案」で事後免税店即時払い戻し限度を1回50万ウォンから、70万ウォンに上方修正する計画を出したことがある。
一方、企画財政部は7月に発表した「2023年税法改正案」で、事後免税店で還付できる最小基準金額を、既存の3万ウォンから来年は1万5000ウォンに引き下げると発表した。
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