政策

2024.01.02

国連安全保障理事会の会議場=聯合ニュース

国連安全保障理事会の会議場=聯合ニュース


[パク・ヘリ]

韓国が1日から2年間の任期で、国連安全保障理事会(安保理)の非常任理事国としての活動をスタートした。

昨年6月、米ニューヨークの国連本部で開かれた選挙で、韓国は180票を獲得し、2024~2025年の非常任理事国に選ばれた。韓国はこの選出で、3回目の非常任理事国入りを果たした。

安保理は、5カ国の常任理事国(米国、中国、ロシア、英国、フランス)と、各地域に配分され、選挙により選出される10カ国の非常任理事国(任期2年)から構成されており、国際平和や安全維持を担当する。国連加盟国に対して法的拘束力のある決定をする唯一の機関で、世界の平和や安全保障を脅かす重大な問題について緊密に協議し、解決策を模索する。

外交部は、「2024から2025年までの任期の間、グローバル中枢国家としてビジョンを積極的に実現していく予定」とし、「今後2年間、非常任理事国として、北朝鮮問題はもちろん、ウクライナ情勢、イスラエル・パレスチナ問題など、国際社会の平和や安保を脅かすことに対し、安保理が効果的に対応していけるよう、責任ある役割を果たしていく」とした。

そのうえで、「国連平和維持活動(PKO)や平和構築、女性・平和・安保に関する議題の拡大に貢献し、サイバーや気候安全保障など、新たな安全保障における脅威への対応に関する議論もリードする予定」と明かした。

hrhr@korea.kr