[チョン・ジュリ]
[映像=大韓民国大統領室公式ユーチューブ]
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は「2024年は大韓民国が再跳躍する重大な転換期になるだろう」とし「経済的成果と景気回復の温もりが国民の暮らしの隅々まで行き渡る、民生回復の一年にする」と約束した。
尹大統領は1日、龍山(ヨンサン)にある大統領室で発表した新年の辞でこのように述べた。「(2024年には)グローバル貿易が回復し、韓国の経済全般における活力が改善し、輸出の改善が景気回復と成長を主導するだろう」と述べた。
続けて「経済への活力を後押しできるように、企業投資を阻むキラー規制を持続的に廃止し、先端産業に対するきめ細かい支援を通じて、企業がクリエイティビティとイノベーションを思う存分発揮できるようにする」と説明した。
尹大統領は「経済外交、セールス外交はまさに国民の雇用を生む働き口外交」とし、「就任後、これまで96カ国の首脳らと151回の会談を行い、韓国企業と国民が能力を思う存分発揮できるよう舞台を広げてきた」と話した。
特に「政府が発足して以来、一貫して利権カルテル、政府補助金の不正使用、特定産業の独寡占弊害といった不正や不法行為を正してきた」とし「今年も国民の自由を拡大し、人々の生活を健康的で豊かなものにするとともに、公正な社会を作るための努力を続ける」と強調した。
尹大統領は「経済成長のために構造的潜在力量を育てなければならない」として労働・教育・年金など3大構造改革に言及した。尹大統領は「年功序列ではなく、職務内容と成果を中心にする賃金体系にし、労働市場の2重構造を改善する」と明らかにした。また、教育と関連し「革新を追求する大学には、大胆な財政支援をすることでグローバル人材を育てる」と話した。
安保関連では「我が軍を人工知能と有無人複合戦闘体系、先端科学技術に基盤を置いた科学技術強軍に変える」とし「しっかりとした安保に基盤をおき、グローバルな経済安保ネットワークを細かく構築すると共に、核心産業と民生に直接つながりのある鉱物・素材・部品のサプライチェーン撹乱に対応できる力を確実に備える」と明らかにした。
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