2024年から、ホテルとコンドミニアムでも外国人人材を雇用できるようになった。写真は、HD現代重工業の安全保健支援部の関係者たちが外国人勤労者たちのために16カ国語で製作した「消防安全パンフレット」を配布する様子=先月28日、HD現代重工業
[ソ・エヨン]
今年から「ホテル・コンドミニアム業」にも雇用許可制で就労する外国人(E-9)を雇用できるようになったまた、人材送出国は今まで16カ国だったが、2025年からはタジキスタンを追加で指定し、17カ国に拡大する計画だ。
政府は先月29日、第41回外国人力政策委員会を開き、雇用許可制の外国人雇用を新規で許容する業種と新規送出国の指定案を確定した。
今回の決定によりソウル、釜山(プサン)、江原(カンウォン)、済州(チェジュ)に位置するホテル・コンドミニアム業者(ホステル含む)が、清掃員と厨房補助員といった職種に対して、雇用許可制を試験的に導入する。
新規で許容する業種に対しては、業種別協会などを通じて該当業種に特化した職務教育や産業安全教育などを実施する。また、業況および雇用許可制度の特性などを考慮した人材管理補完対策も推進する。
政府はこの日、タジキスタンを17番目のE-9送出国に指定する案も確定した。
タジキスタンは、政府・公共機関が送出業務を専担し、透明な送出と公共性の確保が可能だと評価された。入国前の教育、選抜試験などの送出インフラ、不法滞在に対する防止対策などの側面でも適正な力量を備えている。
今回指定したタジキスタンのE-9外国人雇用は、政府間の雇用許可制に関する了解覚書(MOU)の締結および現地の外国人雇用管理(EPS)センター設置などの手続きを経て、2025年から導入される予定だ。
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