政策

2024.06.17

第351回の国際労働機関(ILO)理事会で発言する駐ジュネーブ韓国代表部のユン・ソンドク大使=15日(現地時間)、スイス・ジュネーブ、ILOフリッカー

第351回の国際労働機関(ILO)理事会で発言する駐ジュネーブ韓国代表部のユン・ソンドク大使=15日(現地時間)、スイス・ジュネーブ、ILOフリッカー


[パク・ヘリ]

第351回の国際労働機関(ILO)理事会が15日(現地時間)、スイス・ジュネーブで行われ、、駐ジュネーブ韓国代表部のユン・ソンドク大使が2024~2025年期の理事会議長に選ばれた。2003年以来、21年ぶりのこと。

理事会を構成する56の理事国の合意で選出されたユン大使は、今後1年間、ILOのプロジェクトや予算の全般を監督する理事会を率いる。

ユン大使は、「気候変動への対応、デジタル転換などで変化していく労働環境に合わせ、労働弱者を守り、良質な雇用の創出に貢献するILOになれるよう取り組む」と強調した。

今回の選出を受け、外交部は、国際労働分野における韓国の地位が高まるだろうと期待している。韓国は今月3~14日に行われた第112回のILO総会で、1991年にILOに加盟して以来、6回目の常任理事国に選出された。

hrhr@korea.kr