世界銀行の副総裁に韓国人が初めて選任された。写真は、「世界銀行韓国事務所10周年イベント」の様子=2023年5月24日、ソウル・汝矣島
[シャルル・オデゥアン]
世界銀行の副総裁に韓国人が初めて選任された。
企画財政部と科学技術情報通信部は、世界銀行が30日(現地時間)、デジタル転換副総裁にキム・サンブ前グーグルコンシューマー公共政策アジア・太平洋総括を選任したと明らかにした。
韓国人が世界銀行の高位職に進出したのは、1955年の世界銀行に加入して以来初めてのこと。
世界銀行は、デジタルを通じて開発途上国への発展を促すために、デジタル転換副総裁職を今年新設した。キム・サンブ
氏は、デジタル・データインフラの構築と向上、サイバーセキュリティ、デジタル政府など、デジタル経済の基盤構築への重要な役割を担う。
キム・サンブ氏は、旧情報通信部、大統領室、放送通信委員会を経て、グーグル、LGユープラスなど、国内外のデジタル企業に勤めた。
世界銀行は、総裁1人、事務総長4人、副総裁27人で構成される。キム・サンブ氏は、9月3日に世界銀行に赴任する。
世界銀行のデジタル転換副総裁に内定したキム・サンブ氏=企画財政部
caudouin@korea.kr