[イ・ギョンミ]

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１６日（現地時間）、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議出席のため訪問していたペルーで、同国のディナ・エルシリア・ボルアルテ・セガラ大統領と会談し、防衛産業やインフラ分野における協力をさらに強化する方針を確認した。

両首脳は会談後、メディア向けの記者会見で共同宣言文を発表した。

尹大統領は「両国の連帯と協力を強化するために深い議論を行った」とし、国防・防衛産業、経済、技術協力や人的交流分野における協力策を明らかにした。

まず、この日、両国が締結した「ＫＦ―２１部品 共同生産了解覚書（ＭＯＵ）」「海軍艦艇（潜水艦）共同開発ＭＯＵ」「陸軍地上装備協力総括協約書」に言及し、「韓国とペルーの防衛産業協力を加速化させる契機になるだろう」と強調した。

「重要鉱物協力ＭＯＵ」に関しては、「技術強国である韓国と、資源豊かな国であるペルーが、相互補完的な供給網協力を深化する呼び水になるだろう」と評価した。

両国は「韓国・ペルー情報通信技術（ＩＣＴ）協力ＭＯＵ」を通じてデジタル転換分野での協力を強化し、「観光協力ＭＯＵ」を締結することで国民間交流を拡大していくという意志を表明した。

尹大統領は今回のＡＰＥＣ首脳会議を契機に、韓米日首脳会議を含め、米国・中国・日本・ベトナムなど、各国の首脳と相次いで会談を行った。

尹大統領は１７日、主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議が開催されるブラジル・リオデジャネイロに到着した。

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