政策

2024.11.20

第19回G20首脳会議の第3セッションに出席し、発言する尹錫悦大統領=19日(現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロ、大韓民国大統領室

第19回G20首脳会議の第3セッションに出席し、発言する尹錫悦大統領=19日(現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロ、大韓民国大統領室


[パク・ヘリ]

第19回G20首脳会議に参加するため、ブラジルを訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が19日(現地時間)、気候変動に脆弱な国への支援を強化することを約束した。

同日、尹大統領はブラジル・リオデジャネイロで開かれたG20会議第3セッションに参加し、気候危機の克服とクリーンエネルギーへの転換において、韓国が寄与できることについて説明した。

尹大統領は「昨年、国連総会で無炭素エネルギー(CFE)イニシアチブを提案し、韓国政府は今年10月、クリーンエネルギー長官会議でパートナー国と共にCFEグローバル作業班を発足させた」とし、「今後、韓国は無炭素エネルギー認証体系を開発し、CFEイニシアチブをさらに拡散させる予定だ」と明らかにした。

さらに、気候変動に脆弱な国のためのグリーン公的開発援助(ODA)を拡大すると強調した。

これに関連し、尹大統領は昨年9月、インド・ニューデリーで開かれた第18回G20首脳会議で、グリーン気候基金(GCF)3億ドルを追加で支援すると公約した内容について言及した。また、今年の韓・アフリカ首脳会議で公約した「損失および被害対応基金」として700万ドルを新規出資するという計画についても再確認した。

また、持続可能な開発のためには、プラスチックごみを削減する必要性があると強調し、「韓国政府は11月25日に釜山(プサン)で開始される『国際プラスチック協約成案づくりに向けた第5次政府間交渉』が妥結されることを支援する」と明らかにした。

一方、尹大統領は5泊8日間、APEC首脳会議とG20首脳会議の日程を終え、20日に帰国の途についた。

hrhr@korea.kr