韓米日調整事務局の初会合に出席した(左から)米国務部東アジア・太平洋局のロバート・ケプキ次官補代理、日本の大河内昭博外務省アジア大洋州局審議官、外交部のイ・ウォンウ北米局審議官=20日、ソウル、外交部
[テレシア・マーガレット]
韓国と米国、日本の3カ国は20日、3カ国間の協力を制度化し、持続可能な発展を図るための「韓米日調整事務局」の初会合をソウルで開いたことを外交部が伝えた。
事務局新設は、15日(現地時間)ペルーで開かれた3カ国首脳会談で発表された。
初会合には、外交部のイ・ウォンウ北米局審議官、米国務部東アジア・太平洋局のロバート・ケプキ次官補代理、日本から外務省アジア大洋州局の大河内昭博審議官が出席した。
出席者らは、2023年8月にワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで開かれた韓米日首脳会談以来、前例のないレベルまでに進展している3カ国協力の具体的な成果を評価し、今後の運営方法などについて議論した。
事務局長は、韓米日の順に2年ずつ持ち回りで担当する。初代事務局長は韓国外交部の北米局審議官が務める。
外交部は「事務局を通じて米日と共に安全保障、経済、先端技術、人的交流など、さまざまな分野で行われている協力事業を点検・調整しながら韓米日3カ国協力の制度化や持続的な発展を図る」と明かした。
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