インド・太平洋地域に関するセッションに出席し、発言する外交部の趙兌烈長官=26日(現地時間)、イタリア、外交部
[パク・ヘリ]
外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官は25~26日(現地時間)、イタリアで開催された主要7カ国(G7)外相会合に出席し、「北朝鮮軍のロシア派兵は、欧州の要請を受け、アジアの兵力が欧州の戦場に派兵された史上初の事例という点から、国際社会が警戒心を持たなければならない」と話した。
外交部によると趙長官は26日、インド・太平洋地域の協力及び連結性の強化」をテーマに開かれたセッションに出席し、ロシアと北朝鮮の違法な軍事協力を含めたインド・太平洋地域の情勢や外交安保の懸案、韓国・G7の協力強化策を議論した。
この場で趙長官は、「1950年以後、欧州とインド・太平洋地域の安保が、現在のように密接になったことはない」とし、「ロ朝間の違法な軍事協力を中止させるため、欧州とインド・太平洋地域を含む、国際社会の緊密な協力が必要」と述べた。
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)と太平洋島嶼国との協力を含め、インド・太平洋地域戦略の枠で進めてきた外交的イニシアチブを説明した趙長官は、「南シナ海を含む域内海域での平和・安定の維持や国際法原則への尊重が必要」と強調した。
その上で、「地政学的競争、グローバル経済の断片化といった複合危機に対応するため、ルールに基盤した国際秩序を維持しなければならない」とし、「韓国はインド・太平洋地域の主要国として、様々な懸案に対し、G7と持続的に協力する」と約束した。
今回を機に趙長官は、フランス・イタリア・日本・カナダ・ウクライナ・インドネシア・インドなどとそれぞれ二国間外相会談を開き、実質的な協力強化策を議論した。
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