政策

2025.01.14

慶尚北道APEC準備支援団は、イ・チョルウ慶尚北道知事の主宰により来月24日から3月9日まで慶州で開催される「APEC2025KOREA SOM1」の準備状況および今後の方向について議論を行った=7日、慶尚北道

慶尚北道APEC準備支援団は、イ・チョルウ慶尚北道知事の主宰により来月24日から3月9日まで慶州で開催される「APEC2025KOREA SOM1」の準備状況および今後の方向について議論を行った=7日、慶尚北道


[ソ・エヨン]

慶尚北道(キョンサンブクド)が今年10月末、慶州(キョンジュ)で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の準備に本格的に取り組んだ。

慶尚北道APEC準備支援団は7日、イ・チョルウ慶尚北道知事の主宰により来月24日から3月9日まで慶州ハイコ一帯で開催される「APEC2025韓国第1次高位管理会議(APEC2025KOREA SOM1)」の準備状況と今後の方向について議論を行った。

高官会議(Senior Officials Meeting、SOM)は、APEC内で首脳会議の主要議題に関する実質的な協議や決定を導く核心協議体である。首脳会議の事前準備や予行演習としての役割を果たす。

今回のSOM1では、地域の文化や観光、産業などを広報する方針だ。計100回の会議が開催されるため、APEC加盟国の代表団など、約2千人が慶州を訪問すると予想される。

メイン会場には慶州と慶尚北道を発信するための多様な展示広報館を運営する。K-カルチャー館、K-ビューティー館などを検討中だ。また、最先端ロボットを活用して会議のスケジュールや施設などのサービスも提供する。会議の参加者が、仏国寺(プルグクサ)・石窟庵(ソックラム)・ファンリダンキルなどを見学できる短期の旅行コースや慶州の夜を満喫できる夜景ツアーなどの旅行プログラムも運営する予定だ。

慶尚北道APEC準備支援団は今後、外交部、道、市の関連部署や関係機関と議論などを行う予定だ。高位管理会議が成功的に開催されるように、きめ細かい準備を行う計画だと明らかにした。

xuaiy@korea.kr