シリア暫定政府のアスアド・アル・シャイバニ外相と記念写真を撮影を行うキム・ウンジョン外交部アフリカ中東局長=7日(現地時間)、シリア・ダマスカス、外交部
[ユ・ヨンギョン]
韓国政府が、北朝鮮の長年の友好国であったシリアとの国交正常化について本格的に検討する。
13日、外交部によると、キム・ウンジョン外交部アフリカ中東局長は今月4~7日、シリアの首都であるダマスカスで、シリア暫定政府のアスアド・アル・シャイバニ(Assad al-Shaibani)外相と会合した。
キム・ウンジョン外交部アフリカ中東局長は、国交正常化について意見を求め、シリア暫定政府の積極的な歓迎の意思を確認した。
キム・ウンジョン外交部アフリカ中東局長は、アル・シャイバニ長官との面談で「韓国政府は、自由と繁栄に向けて努力するシリアの国民を常に支持してきた」とし、「人道的危機に対応するために、今年、シリアに米などの食糧援助などを行う予定だ」と明らかにした。
アル・シャイバニ長官をはじめとするシリア側の関係者らは、韓国の人道的支援計画に謝意を表し、韓国とシリアの協力を拡大していこうと答えた。
シリアは、北朝鮮を除く国連加盟国のうち、国交を結んでいない唯一の国である。国交正常化が実現すれば、シリアは韓国と国境を結んだ194番目の国となる。