政策

2025.02.14

モバイルバッテリーにおける機内安全管理強化のブリーフィングを行う国土交通部のユ・ギョンス航空安全政策官=13日、世宗、聯合ニュース

モバイルバッテリーにおける機内安全管理強化のブリーフィングを行う国土交通部のユ・ギョンス航空安全政策官=13日、世宗、聯合ニュース


[チョン・ミソン] 

来月から航空機の中ではモバイルバッテリーを直接充電することができなくなり、モバイルバッテリーと電子タバコを機内の荷物棚に保管することも禁止される。

国土交通部は3月1日から、モバイルバッテリーや電子タバコの機内安全管理の強化に向けた標準案を3月1日から施行すると13日、明らかにした。

先月28日に発生したエアプサン火災事故の原因はまだ明らかになっていない。しかし、モバイルバッテリーによる火災への国民の不安が大きく高まっている。

標準案によると、モバイルバッテリーや電子タバコは機内の荷物棚に置くことが禁止される。乗客が直接所持するか、座席のポケットにのみ保管が可能だ。機内でモバイルバッテリーを充電する行為も禁止される。

現在、100ワット時以下のモバイルバッテリーは、最大5個まで機内持ち込みが可能だ。これを超える大容量バッテリーは、持ち込みが2個まで認められ、160ワット時を超過する場合は持ち込みが禁止される。

国土交通部のユ・ギョンス航空安全政策官は「エアプサン火災事故の原因がモバイルバッテリーであることが明らかになれば、国際民間航空機構(ICAO)と共同議論を行い、機内に持ち込める数を制限するなど、規制の強化を検討する予定だ」と述べた。

msjeon22@korea.kr