食品・医薬品・化粧品に表記された点字=食品医薬品安全処
[キム・ヘリン]
食品医薬品安全処は、視覚・聴覚障害者が食品・医薬品などを購入・使用する際に、情報を確認できるように点字や音声・手話の映像を提供するための政策に取り組んでいると18日、明らかにした。
食品医薬品安全処は、「食品などの表示・広告に関する法律」を昨年12月に改正した。そして、細分化された点字および音声・手話映像変換用コードを表示する基準を盛り込んだ「食品点字表示ガイドライン」を打ち出した。
約200の食品に関する専門用語の手話と手話映像の制作マニュアルも提供している。
医薬品・医薬部外品では、昨年7月21日から安全常備医薬品などに点字および音声・手話映像変換用コードの表示が義務付けられている。
医療機器は、記載事項に点字の表示を推奨している。既存の手話にはなかった医療機器に関する専門用語も新しく追加し、映像も制作する計画だ。
化粧品も既存の点字に加え、音声・手話映像変換用コードも表示するように法的な根拠を設けた。化粧品法改正案は7月2日に施行される。
オ・ユギョン食品医薬品安全処長は、「視覚・聴覚障害者が食品や医療製品の情報を得られやすいように、点字などを表示できる政策を積極的に進めていく」と述べた。
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