マルコ・ルビオ米国務長官と握手するチョ・ヒョン外交部長官=先月31日(現地時間)、米ワシントンDC、外交部
[ソ・エヨン]
チョ・ヒョン外交部長官が先月31日(現地時間)、米ワシントンDC国務省でマルコ・ルビオ米国務長官と就任後初の韓米外相会談を行った。韓米同盟、韓米日協力、北朝鮮問題および地域情勢などについて話し合った。
外交部は「両長官は会談で韓米同盟が韓半島はもちろん、域内平和・安定・繁栄の核心軸であることを再確認した」と明らかにした。
チョ・ヒョン外交部長官は「韓米同盟の根幹は安保と経済の二つの柱だ。人工知能(AI)、原子力、量子(クォンタム)などの先端技術分野における技術同盟を3つ目の軸として発展させていきたい」と強調した。
チョ・ヒョン外交部長官は、韓日友好協力関係の安定的な発展が、韓米日協力の重要な土台であるということで、堅固な韓米同盟を基盤に韓米日協力も引き続き発展させていくと明らかにした。
双方は北朝鮮の完全な非核化という目標を再確認した。北朝鮮に関する評価を共有し、緊密な疎通と協力を続けることで意見が一致した。
両長官は、韓米関税交渉の妥結を祝い、韓米首脳会談の成功的な開催に向けて日程などを緊密に調整することにした。
チョ・ヒョン外交部長官は10月、慶州(キョンジュ)で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にトランプ大統領を招待したと話しながら、米国側の支持と協力を要請した。それに対しマルコ・ルビオ長官は、「積極的に検討する」と答えた。
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