政策

2025.08.12

記念撮影を行うイ・ジユンAPEC高官とエドゥアルド・ペドロサAPEC事務局長=外交部

記念撮影を行うイ・ジユンAPEC高官とエドゥアルド・ペドロサAPEC事務局長=外交部


[コ・ヒョンチョン]

韓国政府がアジア太平洋経済協力会議(APEC)事務局に100万ドルを出す。若者たちの力量強化と交流拡大を支援するためだ。

外交部は11日、仁川(インチョン)で開催された第3回高官会議(SOM3)でAPEC事務局と未来繁栄基金(Sub-Fund on Prosperity of Future Generations)の設立のための了解覚書(MOU)を締結したと、明らかにした。

協約に基づき、韓国は初期出捐金100万ドルを出す。執行は、来年上半期からだ。

満18~34才の青年を対象に▲専門人材と知識の交流▲デジタル力量の強化▲青年たちのイシューに対応するための政策の研究▲起業の支援▲技術訓練を通じた雇用の促進など、5つの分野を中心に支援する。

韓国は今年、APEC議長国として基金の設計と推進を主導した。基金の設立は今年5月、第2回高官会議(SOM2)で21のAPECメンバー国の全会一致により承認された。

韓国政府は、基金を通じて若者世代の力量強化と交流拡大を目指している。域内の成長と繁栄に向けた協力基盤になると期待している。

hjkoh@korea.kr