政策

2025.09.01

就任後、タジキスタンのラフモン大統領と初の電話会談を行うイ・ジェミョン大統領=28日

就任後、タジキスタンのラフモン大統領と初の電話会談を行うイ・ジェミョン大統領=28日


[イ・ジへ]

イ・ジェミョン大統領が28日、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領と就任後、初の電話会談を行った。エネルギー・インフラにおける協力と韓国・中央アジア首脳会議の準備について協議を行った。

カン・ユジョン大統領室報道官が同日、書面ブリーフィングを通じて、「李大統領は同日、ラフモン大統領、ジャパロフ大統領とそれぞれ電話会談を行い、両国関係の発展や協力について話し合った」とした。

李大統領は、タジキスタンのラフモン大統領との電話会談で、就任祝賀書簡に対して謝意を表した。「1992年の国交正常化以来、発展を重ねてきた両国の交流と協力をさらに活性化するために、共に努力しよう」と述べた。

ラフモン大統領は「韓国の新政府が発足したことを契機に、両国関係および韓国・中央アジアにおける関係の増進に向けて協力していきたい」と答えた。

両首脳は両国がこれまで開発援助分野において、緊密に協力してきた点を評価した。さらに、鉄道・交通インフラ分野における今後の協力拡大方案について意見を交わした。

李大統領は「雇用許可制を通じて年内に、初のタジキスタン勤労者が韓国に送り出されることを期待する」とし、「これは両国の人的交流の拡大と経済協力の増進に寄与する意味深い措置となるだろう」とした。

両首脳は、来年の「韓国・中央アジア首脳会議」の準備に向けて、緊密な疎通を続けていく。

これに先立ち、李大統領はキルギスのサディル・ジャパロフ大統領との電話会談でも、就任祝電に感謝の意を表した。

両首脳は韓国の新政権が発足したことを契機に、両国の「包括的協力パートナー」関係をさらに深化・発展させていくことで意見が一致した。

李大統領は「キルギスは、豊富な鉱物資源と水資源を基盤とするエネルギー発展の潜在力を保有する。供給網およびエネルギー分野において実質的な協力を強化していくことを希望する」とし、キルギス内の高麗人同胞に向けたジャパロフ大統領の格別な関心を要請した。

また、来年韓国での開催が推進されている「韓国・中央アジア首脳会議」の準備に向けて、緊密な疎通を継続することで意見が一致した。

jihlee08@korea.kr