写真は、国連本部で行われたハイチ関連会議の様子=先月28日(現地時間)、ニューヨーク、聯合ニュース
[イ・ジヘ]
韓国は、国際安保懸案の最高決定機関である国連安全保障理事会の非常任理事国である。2日(現地時間)、9月の日程を確定し、1カ月間、巡回議長国としての任務を開始した。
国連本部によると、安保理は同日の午前、米ニューヨークの国連本部にてキム・サンジン大使代理主宰で非公式協議を開いた。協議では、9月の安保理議事の日程が盛り込まれた計画が採択された。
外交部は、イ・ジェミョン大統領が主宰する「人工知能と国際平和・安保」をテーマに公開討議を24日に開催すると3日、明らかにした。韓国の大統領が国連安保理議長として安保理会議を主宰するのは今回が初めて。
会議では人工知能における技術が国際平和と安保に及ぼす影響について議論を行い、国際社会の対応方案について模索する予定だ。
9日には国連平和活動をテーマにした公開討議も行う。国連平和活動の必要性と重要性への国際社会の支持を集めることができると期待される。
イスラエル-パレスチナ、シリア、イエメン、民主コンゴ、アフガニスタンなどの地域における平和と安保に向けた解決策も議題として上がる。韓国は議長国として、安保理が国際平和と安保に実質的に貢献できるよう、論議を主導する。
女性・平和・安全保障(WPS、Women Peace Security)と気候と安全保障問題についても積極的に取り扱う方針だ。
韓国は9月の1カ間、国連安全保障理事会の議長国を務め、会議を招集・主宰する権限を持つ。
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