雇用労働部のホームページにアクセスすれば、誰でも32言語で労働法に関する相談を受けることができる=雇用労働部ウェブサイトよりキャプチャー
[イ・ジへ]
外国人労働者も、賃金、労働時間、失業手当など、複雑で分かりにくい労働法に関する内容を、32の言語で24時間無料相談できるサービスが韓国で開始された。
韓国雇用労働部は5日、人工知能(AI)による労働法相談サービスの運用を正式に開始すると発表した。
同日、ソウル・中(チュン)区のオン・ドリーム・ソサエティにて開催された「雇用労働行政AI大転換会議(AXサミット)」において、新サービスが公開された。
このAI相談サービスは、雇用労働部の公式ウェブサイト(
https://ai.moel.go.kr)を通じて、個人情報の入力なしで無料利用が可能だ。外国人労働者にも対応するため、32言語でのサービス提供が行われる。
同部は昨年、企業「マウムAI」と共同でAI相談の試作版を開発し、今年3月には認定労務士による専門的な監修を受け、回答の正確性を向上させた。
キム・ヨンフン雇用労働部長官は「働くすべての人々が尊重され、安全な職場で働けるよう、必ず実現していく」と述べた。
jihlee08@korea.kr