2025年8月の雇用動向を発表する統計庁のコン・ミスク社会統計局長=10日、世宗市、聯合ニュース
[キム・へリン]
8月の就業者数は、前年同月比で16万6000人増加した。
統計庁が10日に発表した「8月 雇用動向」によると、先月の就業者数は前年同月比16万6000人増の2896万7000人を記録した。6月の18万3000人増、7月の17万1000人増に続き、3カ月連続で10万人台の増加となった。
産業別に見ると、保健業・社会福祉サービス業(30万4000人増)、教育サービス業(4万8000人増)、不動産業(4万人増)などで、前年同月より就業者が増加した。一方、建設業(13万2000人減)や製造業(6万1000人減)などでは減少がみられた。
年齢別に見ると、60歳以上の就業者が40万1000人増加し、30代でも9万6000人の増加がみられた。一方で、15~29歳の青年層では21万9000人減少し、40代と50代でも就業者数は減少した。
15歳以上の雇用率は63.3%で、前年同月比で0.1ポイント上昇した。一方、15~29歳の青年層の雇用率は45.1%で、前年同月比で1.6ポイント低下した。
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