写真は、イ・ジェミョン大統領がポーランドのドナルド・トゥスク首相と電話会談を行う様子=11日、大統領室
[シャルル・オデゥアン]
大統領室によると、李在明(イ・ジェミョン)大統領は11日、フランスおよびポーランドの首脳と就任後初めて電話会談を行い、両国との友好関係を強化するための方策について協議した。
イ・ジェミョン大統領は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領との電話会談で、韓半島や地域情勢、国連安全保障理事会の懸案などについて意見を交わした。来年の国交正常化140周年を機に、両国間の「21世紀包括的パートナー関係」をさらに発展させるため、緊密な意思疎通を継続していくことを提案した。
マクロン大統領は「国連総会で直接会い、両国関係や国際課題について意見を交わすことを期待している」と述べた。
これに対し、イ・ジェミョン大統領は「両国間の貿易と投資は持続的に拡大している」とし、「AIや宇宙、防衛産業などの戦略分野でも協力を実現させたい」と語った。
続いて行われたポーランドのドナルド・トゥスク首相との電話会談では、防衛産業やインフラ、貿易・投資など幅広い分野での協力強化について、両首脳の意見が一致した。
イ・ジェミョン大統領大統領は「価値観と歴史を共有する両国で、防衛産業の協力が着実に進んできたことを喜ばしく思う」と述べ、「相互に利益をもたらす協力関係が今後も続くことを願う」と語った。
これに対し、トゥスク首相は「国際社会で主要経済国である両国には、防衛産業をはじめ多くの協力分野があり、韓国とのパートナーシップのさらなる拡大を望んでいる」と応じた。
韓国とポーランドは1989年に国交を樹立した。
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