政策

2025.09.19

ハーバード大学のマイケル・サンデル教授と李大統領(右)=18日、ソウル、大韓民国大統領室

ハーバード大学のマイケル・サンデル教授と李大統領(右)=18日、ソウル、大韓民国大統領室


[チョン・ミソン]

李在明(イ・ジェミョン)大統領は国際社会で米国と連携しつつ、中国との関係も安定的に管理する意志を示した。

米国の時事週刊誌「タイム」は18日、李大統領が就任100日を迎えたことを受け、同誌のインタビューで「新しい世界秩序と米国中心の供給網のもとで米国と共に歩む一方、中国を刺激しないために中国との関係も適切に管理する必要がある」と述べたと報じた。

李大統領は「韓国が両陣営の対立の最前線に立つ危険がある」と警告する一方、、「米国との関係を強化することで、韓国が域内交流と協力の架け橋となれる」と述べた。

李大統領は、北朝鮮が核開発を中止すれば、一部の補償も検討可能だとの考えを示した。「核計画の中止、削減、最終的な非核化」という3つのステップを条件に、制裁の一部緩和や解除に向けた北朝鮮との交渉もあり得るとしている。

李大統領は、就任後の最大の成果として「国内政治の安定」を挙げた。タイム誌は、李大統領が韓国の危機的状況を認識し、国家の「再起動」に取り組んでいると評価した。

msjeon22@korea.kr