政策

2025.09.19

パレスチナのバルセン・アガベキアン・シャヒン外相と就任後初の電話会談を行ったチョ・ヒョン外交部長官=18日

パレスチナのバルセン・アガベキアン・シャヒン外相と就任後初の電話会談を行ったチョ・ヒョン外交部長官=18日


[ユ・ヨンギョン]

韓国政府は、パレスチナとイスラエルの共存を目指す「二国家解決」を支持する立場を改めて確認した。

外交部は、チョ・ヒョン外交部長官が18日に就任後初めてバルセン・アガベキアン・シャヒン(Varsen Aghabekian Shahin)パレスチナ外相と電話会談を行ったと発表した。

チョ・ヒョン外交部長官は、電話会談で「韓国政府は『二国家解決 』を一貫して支持する」と述べ、「入植地の建設など、『二国家解決 』を妨げるあらゆる措置に懸念を示す」と話した。

「二国家解決策」とは、イスラエルとパレスチナが互いに独立国家としての地位を認め合う案のこと。双方が平和に共存することを目指すアプローチであり、大半の国連加盟国が原則的に賛同している。

チョ・ヒョン外交部長官は「最近のガザ地区での攻撃激化により、すでに深刻な人道状況がさらに悪化する恐れがある」と強い懸念を示し、「一刻も早くの停戦と人道的状況の改善の改善を望む」と述べた。

さらに「韓国政府はガザ地区の被害を受けた民間人に対し、人道的支援を行ってきた」とし、「今後も事態の解決に向けた国際社会の取り組みに引き続き参加していく」と付け加えた。

バルセン・アガベキアン・シャヒン外相は、韓国の支援と支持に感謝の意を示した。

dusrud21@korea.kr