政策

2025.09.24

パキスタン出身の留学生、サイド・シェラズ・アリ=KAIST

パキスタン出身の留学生、サイド・シェラズ・アリ=KAIST


[コ・ヒョンチョン]

法務部は23日、科学技術分野の優秀な人材を誘致するため、新たに「K-STAR(Korea-Science & Technology Advanced human-Resources)」ビザトラックを設けると発表した。

K-STARビザトラックは、韓国の科学技術の未来を担う外国人材の安定的な定着を支援するために設けられた制度だ。

これまでは、KAIST、DGIST、UNIST、GIST、USTの5つの科学技術院の卒業生だけが、永住・帰化ファーストトラック制度の対象となっていた。

しかし、今回の改定により、対象はおよそ20の一般大学出身の留学生にまで拡大された。「K-STARビザトラック」参加大学に選ばれ、優秀な人材として推薦された外国人卒業生は、就業条件なしですぐに居住資格(F−2)ビザを申請できる。また、永住資格取得に必要な滞在期間の基準も、従来の6年から3年に短縮された。

チョン・ソンホ法務部長官は「外国人材の永住や帰化につながるよう、大学と緊密な協力体制を整えていく」と述べた。

hjkoh@korea.kr