写真は、APEC首脳会議の会場となるHICOの全景=慶尚北道・慶州、聯合ニュース
[チョン・ミソン]
27日に「最終高級実務者会合(CSOM)」が開幕し、慶州(キョンジュ)での2025年APEC首脳会議が本格的に始まった。会議は来月1日まで続く「外交スーパーウィーク」の幕開けとなった。
産業通商資源部は、今回の会議で、韓国政府がAPEC首脳会議の主要成果として進める「AI協力」や「人口構造の変化への対応」に関する議論の現状、首脳会議・閣僚会議の準備状況を加盟国と共有すると明らかにした。
サービス競争力やデジタル経済、構造改革など、傘下会議体の年間成果と今後の協力課題を確認し、合同閣僚会議に報告する予定だ。
CSOMでは、21加盟国の実務責任者らが今年初めから議論してきたアジア・太平洋地域の共同繁栄や革新の方策を確認する。そして、閣僚級会議である合同閣僚会議を経て、首脳会議に報告される。
チョ・ヒョン外交部長官とヨ・ハング産業通商部通商交渉本部長が共同で主宰する合同閣僚会議は、29日から2日間にわたって開催される。首脳会議は、31日から来月1日まで行われる。
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