政策

2025.11.04

韓中首脳会談を行う李大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶州、大韓民国大統領室

韓中首脳会談を行う李大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶州、大韓民国大統領室


[カン・ガヒ]

韓国と中国は、総額70兆ウォン規模のウォン・人民元通貨スワップ協定を更新した。

企画財政部は3日、韓国銀行と中国人民銀行が1日、ウォン・人民元の通貨スワップ協定を更新したと明らかにした。

今回の更新契約は、先月10日に満了した前回の契約と同様に、70兆ウォン(4000億元)規模で、期間は5年となっている。

企画財政部は、「韓中通貨スワップの更新は、両国間の貿易促進や域内金融市場の安定に寄与するだろう」との見通しを示した。

今回の更新契約は、1日に行われた李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席による初の韓中首脳会談を契機に締結された。

両首脳は、ウォン・人民元の通貨スワップ更新のほか、「2026~2030年韓中経済協力共同計画」および韓中自由貿易協定(FTA)のサービス・投資分野交渉の実質的進展を図るための「サービス貿易交流・協力強化」など、6件の了解覚書(MOU)を締結し、両国間の協力関係を一層強化することで一致した。

kgh89@korea.kr