政策

2025.11.24

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写真は、「グローバルファンド第8回財政公約会議」に出席したクォン・ギファン外交部グローバル多国間外交調整官=21日(現地時間)、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ、外交部

写真は、「グローバルファンド第8回財政公約会議」に出席したクォン・ギファン外交部グローバル多国間外交調整官=21日(現地時間)、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ、外交部


[アフメットジャヴァ・アイスル]

韓国政府は、エイズ、結核、マラリアなど世界3大感染症の予防・撲滅に向け、2026~2028年の3年間でグローバルファンドに1億ドルを拠出する方針を示した。

外交部は21日(現地時間)、南アフリカ共和国ヨハネスブルグで開かれた「グローバルファンド第8回財政公約会議」に出席したと、22日に明らかにした。
グローバルファンドは、韓国が理事会で投票権を持つ理事国に昇格したと発表し、「強い意志を持ち続ける供与国」と評価した。設立初期の2006年以降、投票権保有国が新たに加わるのは初めてで、国際保健分野における韓国の影響力拡大を示している。

2010~2024年、韓国企業がグローバルファンドに供給した診断機器や医薬品は、約8億4900万ドルに上る。全体の保健製品分野では世界第3位で、診断機器分野では圧倒的な首位を占める。

今回の会議には、外交部のクォン・ギファン多国間外交調整官をはじめ、グローバルファンドのピーター・サンズ事務総長、会議の共同主催国である南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領、主要協力国の高官、民間財団や市民社会の代表など、500人余りが出席した。

aisylu@korea.kr