[コ・ヒョンチョン]

国防部は１２日、韓米の拡張抑止協議体「核協議グループ（Ｎｕｃｌｅａｒ　Ｃｏｎｓｕｌｔａｔｉｖｅ　Ｇｒｏｕｐ、ＮＣＧ）」の第５回会議が、１１日（現地時間）に米ワシントンＤＣで開かれたと明らかにした。李在明政権とトランプ第２次政権の発足後では、今回が初めての開催となる。

国防部のキム・ホンチョル国防政策室長は、韓国が朝鮮半島の通常戦力による防衛で主導的な役割を担っていくと強調した。

ロバート・スーファー（Robert Soofer）国防次官補代理は、核を含む米国のあらゆる軍事力を活用し、韓国に拡張抑止を提供するという公約を改めて確認した。

両国の代表は、核抑止能力強化のための教育、ＮＣＧの模擬演習、核と通常戦力の統合、そして図上演習といった活動が、韓半島で潜在的な核有事が発生した場合に、同盟の協力的な意思決定を高める効果があると評価した。

両国は、ＮＣＧが韓米同盟と拡張抑止を強化するための「恒常的な協議体」であることを確認し、課題の実質的な進展に向け、今後も協力を続けることで合意した。

アン・ギュベク国防部長官とピート・ヘグセス（Ｐｅｔｅ　Ｈｅｇｓｅｔｈ） 米国防長官は、先月１４日に発表された第５７回韓米安保協議会（ＳＣＭ）の共同声明で、ＮＣＧの成果を持続的に維持し、今後のＳＣＭで関連状況を定期的に報告することを確認した。

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