科学技術

2018.05.11

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植毛機械で植毛手術を行う医者=韓国電子通信研究院



[キム・テウォン、キム・ウニョン]

韓国電子通信研究院(ETRI)が11日、1時間に髪の毛1千本を自動移植できる植毛技術が臨床試験段階に入ったと明らかにした。3年以内に常用化される見通し。

ETRIによると、開発中の植毛機械は1回に20個の毛嚢を連続に移植する。手術時間を短縮させることで、医者と患者の疲労度も画期的に低くなる。針を動かして毛嚢を移植する仕組みと連続に動く針と針の時刻同期化を制御する技術が核心。

同機械は2016年7月に食品医薬品安全庁の品目許可を得た。現在、臨床試験を基に医者の意見を反映する作業をしている。

ETRIのチエ・ウンチャン医療IT融合研究室長は「人の体に使う製品であるため、慎重に進行している。数年内に結果が出るだろう」と語った。

twkim0717@korea.kr