科学技術

2018.10.19

韓国開発の気象衛星「千里眼2A号」の打ち上げ作業=16日、大田、科学技術情報通信部

韓国開発の気象衛星「千里眼2A号」の打ち上げ作業=16日、大田、科学技術情報通信部



[チョン・ジュリ、キム・ウニョン]

韓国開発の気象衛星「次世代小型衛星1号(約100キログラム)」と「千里眼2A号(静止軌道複合衛星2A)」が、11~12月に打ち上げられる。科学技術情報通信部(科技部)は18日、発表した。

科技部によると、「千里眼2A」は18日(現地時間)、ギアナ宇宙センターに到着予定だ。準備作業を経て、欧州アリアンスペースのロケット「アリアン5」で打ち上げられる。高度約3万6000キロメートルの軌道に投入され、来年7月から気象サービスを提供できる。

次世代小型衛星1号は、来月19日(現地時間)、米西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から米スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられる。低軌道で宇宙嵐の発達や星誕生についての研究や宇宙放射線の測定などの任務を果たす。

科技部の崔元湖(チェ・ウォンホ)巨大公共研究政策官は「静止軌道複合衛星プラットフォームの開発や次世代小型衛星の標準化・小型化などの技術を確保できた」と説明した。

etoilejr@korea.kr