青瓦台の自律走行バスが、正規の「ソウル公共交通」に編入されるとソウル市が25日に明らかにした。写真は、大統領府の自律走行バス=ソウル、ソウル市
[シャルル・オデゥアン]
ソウル市は25日、景福宮(キョンボックン)~青瓦台~景福宮駅の2.6キロの区間を走る青瓦台の自律走行バスが、正規の「ソウルの公共交通機関」に編入されると発表した。
自律走行バスが、ソウルの公共交通機関に編入されるのは今回が初めてだ。ソウル市が昨年12月、世界で初めて深夜の自律走行バスを導入した。
青瓦台自律走行バスは試験運行を経て、7月1日から有料転換する。料金は一般の市内バスと同じく1400ウォンで、交通カードを使えば無料で乗り換えできる。公共交通機関を乗り放題で利用できる「気候同行カード」も使える。
11席の自律走行バス2台は平日の午前9時30分から12時、午後1時30分から5時まで運行される。景福宮駅(孝子路入口)、国立故宮博物館(迎秋門)、青瓦台、春秋門、景福宮・国立民俗博物館など、5カ所のバス停に停車し、15分間隔で運行する。
2022年12月に運行を開始した「青瓦台自律走行バス」は、昨年10月までの11カ月間、4万5621人が利用した。
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