科学技術

2024.09.03

▲ 한국기계연구원 AI로봇연구소 첨단로봇연구센터의 송성혁 책임연구원(오른쪽)과 박동일 센터장이 모핑 휠이 장착된 휠체어를 살펴보고 있다.

▲ 한국기계연구원 AI로봇연구소 첨단로봇연구센터의 송성혁 책임연구원(오른쪽)과 박동일 센터장이 모핑 휠이 장착된 휠체어를 살펴보고 있다.


[シャルル・オデゥアン] 
[写真=韓国機械研究院]

階段や岩のような障害物も乗り越えて走行できる車輪(ホイール)とロボット技術が、韓国の研究陣によって開発された。

韓国機械研究院は2日、剛性が自由に変わるモーフィング(morphing)ホイールを世界で初めて開発し、実際の適用に成功したと明らかにした。アイデアは、表面張力の原理から得たという。

今回の開発をリードしたのは、韓国機械研究院・AIロボット研究所・先端ロボット研究センターのパク・ドンイルセンター長とソン・ソンヒョク責任研究員が率いる研究チーム。複雑な機械装置やセンサーなしに剛性を簡単に変えることができるホイールとモジュール化システムを開発した。

従来の技術では、平地を走行する時にも、ホイールに持続的な変形が発生した。また、走行効率と安定性が低く、音が大きいという問題があった。しかし、研究チームが開発したホイールは、剛性の調節が自由自在である。さらに、平地をスピードを上げて走行する時には、一般的なホイールと同じ剛性を維持し、障害物を見つけたらリアルタイムでホイールを柔らかく変えることができる。

研究チームがモーフィングホイールのメカニズム検証を完了したのは、昨年の10月。最近は、岩や18cmほどの階段を乗り越えられるツー(two)ホイール車椅子などのモジュール化技術の開発にも成功した。

研究チームは、「今回開発したモーフィングホイールは、既存のホイールの長所である移動における効率性は維持したまま、障害物を乗り越えられるようにしたという点で意義がある」とした。また、「今後、障害物を乗り越えられる車椅子および多様な移動ロボット、搭乗型運送手段など、幅広い活用が期待される」と述べた。

一方、今回の研究はロボット専門学術誌「サイエンスロボティクス」8月号の表紙を飾った。

路上の障害物によって車輪の形が変わる車いすホイール。

路上の障害物によって車輪の形が変わる車いすホイール


caudouin@korea.kr