科学技術

2025.01.07

LG電子のサービングロボット「LG CLOi ServeBot」=LG電子

LG電子のサービングロボット「LG CLOi ServeBot」=LG電子


[キム・ソナ]

人工知能(AI)ロボット市場が急成長している中、これに関する技術分野において韓国企業がリードしていることが分かった。特に、韓国の大手LG電子が、AIロボット分野の特許を最も多く出願した。

特許庁は5日、主要5カ国の特許庁(IP5:韓国、米国、中国、欧州連合、日本)に出願されたAI技術が実質的に適用されたロボット分野の特許出願を分析した結果を公表した。

この結果によると、この10年間(2012~2021年)、AIロボットに関する特許の出願件数は年平均58.5%増加、累積件数は5525件だった。

出願件数を国家別でみると、中国が3313件(60%)で最も多かった。2位は韓国(1367件、24.7%)、3位は米国(446件、8.1%)だった。年平均増加率は、中国が59.7%で1位、韓国が53.4%で2位だった。

適用されたAI技術は、教育・エンターテインメント・医療など様々な分野にロボットを適用した応用分野制御技術が53.6%(2962件)で最も多かった。ロボットがモノを認識・操作する外部環境と相互作用技術が33.8%(1869件)、学習を通じてロボットの動きをコントロールする駆動制御技術が12.6%(694件)だった。

出願人でみると、LG電子が1038件(18.8%)で1位。日本のファナックが97件(1.8%)、中国の華南師範大学が83件(1.5%)だった。サムスン電子は41件(0.7%)で8位だった。

sofiakim218@korea.kr