月面地図=宇宙航空庁
[コ・ヒョンチョン]
発射3周年を迎えた韓国初の月軌道線「タヌリ」が、世界4番目に月全体の地図を完成した。
宇宙航空庁は、5日、タヌリ発射3周年を記念するための成果発表会を開いた。
タヌリは、広視野偏光カメラで月全体の地図を完成し、現在は月面の偏光地図を製作している。月全体の地図を完成したのは、米国、日本、中国に次いで韓国が世界で4番目だ。
タヌリは高解像度カメラで2032年に打ち上げられる月着陸船の着陸候補地である「ライナーガンマ」などの映像も確保した。
2022年8月に発射されたタヌリは、2027年まで運営される。来月24日には燃料消費なしに長期間軌道を回ることができる「凍結軌道」に移動し、観測任務を持続する予定だ。
hjkoh@korea.kr