科学技術

2025.09.08

韓国原子力研究院が開発した小型モジュール炉「SMART」の模型=韓国原子力研究院

韓国原子力研究院が開発した小型モジュール炉「SMART」の模型=韓国原子力研究院


[ユ・ヨンギョン]

韓国が開発中の小型モジュール炉(SMR)が、経済協力開発機構(OECD)傘下の原子力機関(NEA)の評価において上位にランクインし、グローバル競争力を証明した。

8日、ファン・ジョンア議員(共に民主党)が国会立法調査処から入手した資料によると、NEAが先月発行した報告書において、韓国の革新型小型モジュール炉(i-SMR)は全体のSMR炉型の中で10位に、また韓国型小型炉「SMART100」は13位にそれぞれ評価された。

NEAは、世界各国で開発が進められているSMR技術の進捗状況を評価する報告書を定期的に発行しており、今回は18カ国で開発中の74種類の炉型を対象に評価を行った。

これに先立ち、李在明(イ・ジェミョン)大統領は先月25日の韓米首脳会談後、「SMRの開発と商用化により、AI時代における電力需要に対応し、エネルギー安全保障の強化に注力する」との方針を示していた。

dusrud21@korea.kr