韓国の技術で開発されたスマートシティ管理プラットフォームが国際標準に制定された=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)
[コ・ヒョンチョン]
韓国の技術で開発されたスマートシティ管理プラットフォームが国際標準に制定された。
国土交通部は15日、韓国の技術で開発された「スマートシティ統合管理プラットフォーム」が、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)SG20において国際標準として制定されたと発表した。
スマートシティ管理プラットフォームは、データの収集・分析・活用・モニタリングなどの機能を備え、時間や位置に基づいてリアルタイムで情報を処理する。災害や緊急事態が発生した際に、担当者が迅速かつ的確に対応できるよう、状況を視覚化して支援する。
国土交通部は2015年から、防犯・防災・教育などの情報システムを連携・活用し、都市のさまざまな状況を一元的に管理する「スマート都市統合プラットフォーム」の開発を進めてきた。
現在、このプラットフォームは国内108の地方自治体に導入されているほか、フィリピンや中国、インドネシア、トルコなど海外にも普及している。
国土交通部のユン・ジョンビン都市経済課長は、「今回の国際標準制定で、世界の都市間の互換性が高まった。韓国のスマートシティ企業の海外進出の足がかりとなるだろう」と述べた。
hjkoh@korea.kr