社会

2017.10.10

ハングルの日記念式典=9日、ソウル・世宗文化会館

ハングルの日記念式典=9日、ソウル・世宗文化会館


[ソウル=ミン・イェジ、イ・ギョンミ]
[写真=ゾン・ハン]

「ハングルは文字を超えた偉大な贈り物」 李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理は9日、ソウルの世宗文化会館で開かれた「ハングルの日記念式典」で、ハングルをこのように定義した。

「ハングルの日は世界唯一の日」と強調した李国務総理は、「国を建てた日や取り戻した日を記念する国は多いが、文字を作った日を祝日にした国は世界で韓国が唯一」とし、「世界に存在する数多くの文字の中で、誰が・いつ・どうやって・どうして作ったのかがはっきりしている文字はハングルしかない」と述べた。

また、識字率が最も高い国にしてくれたハングルは、大韓民国を代表する資産でありながら我々の物語をそのまま残すようにしてくれた贈り物だと述べ、韓国を超えて世界でもハングルへの関心が高いと明かにした。

「韓国語を第2外国語として選択する国が多くなっている」とした李国務総理は、韓国語能力試験を受ける外国人の増加と共に、海外ではハングル教育機関である世宗学堂を訪れる人々が増えていると述べた。

「ハングルの日記念式典」に出席した李洛淵国務総理=9日、ソウル・世宗文化会館

「ハングルの日記念式典」に出席した李洛淵国務総理=9日、ソウル・世宗文化会館



  続いて「世宗大王は、子孫が優しくて温かい言葉を使い、平和で豊かな暮らしを享受するのを夢見たはず」とし、「同じハングルを使う南北が世宗大王の志を一緒に受け継いでほしい」と付け加えた。

一方、李国務総理は金富謙(キム・ブギョム)行政安全部長官、都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育部長官やハングル関連団体の約3千人が参加した同式典で、宋敏(ソン・ミン)国民大学校名誉教授、スペイン・マラガ大学のアントニオ・ドメネク(Antonio Jose Domenech del Rio)教授に勲章を授与するなど、ハングルの発展に貢献した8団体と個人に授章した。

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スペイン・マラガ大学のアントニオ・ドメネク教授(右)に勲章を授与している李洛淵国務総理=9日、ソウル・世宗文化会館



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「2017ハングルの日・可愛い葉書き公募展」で参加者の作品を見ている都鍾煥文化体育観光部長官=9日、ソウル・清渓広場



km137426@korea.kr