記念撮影をしている「2018平昌冬季パラリンピック」に参加した開発途上国の選手団と国際協力団のイ・ミギョン理事長(前の右から4番目)=10日、江原道・江陵、ゾン・ハン撮影
[江陵、束草=コリアネット平昌特別取材団、イ・ギョンミ]
世界が注目するオリンピック・パラリンピックでは、各国の選手らが実力を競うスポーツ競技だけでなく、開催国の文化や化学技術が披露されたり、開催国と参加国の民間協力が行われることもある。
「2018平昌冬季パラリンピック」期間中も、参加国の選手団と駐韓外国人を対象としたスポーツ交流と民間での協力が行われる機会があった。
パラリンピックの意味を強調しているカザフスタンの国家パラリンピック委員会会長のカイラト・ ボランバイェフ氏 =10日、江原道・江陵、ゾン・ハン撮影
国際協力団(KOICA)は10日、「江陵オリンピックパーク」にあるコリアハウスで、「開発途上国選手への贈り物贈呈式」を主催し、開発途上国の選手団を応援する行事を行った。
行事に参加したカザフスタンの国家パラリンピック委員会会長であるカイラト・ ボランバイェフ氏は「韓国による開発途上国障害者体育への支援は、パラリンピックに参加する選手たちの夢を叶える大事な原動力」と述べた。これに対してKOICAのイ・ミギョン理事長は「韓国は、開発途上国の障害者も自分の力を発揮できる社会を実現し、世界平和に貢献する役割を果たす」と答えた。
「北韓の平昌冬季オリンピック参加が南北関係に与える影響」との主題で開かれた講演を聞いている駐韓外国人たち=10日、江原道・江陵、キム・シュンジュ撮影
国際交流財団は10日と11日、駐韓外国人が平昌冬季パラリンピックを体験する「平昌パラリンピック」テーマ体験を開催した。44カ国107人の外国人たちは「北韓の平昌冬季オリンピック参加が南北関係に与える影響」との主題で開かれた講演を聞き、平和オリンピックに対する自分たちの考えを共有した。
高麗人3世のチョ・インナ(Tyo Inna、ウズベキスタン)氏は「北韓の選手団と応援団が韓国入りしたことは平和と安全を象徴する」と強調し、チュエンガ・ソチュエン・ガイターン(Tchuenga Seutchueng Thierry Gaitan、カメルーン)氏は「オリンピック期間に南北は一つの国であることを世界に見せ、オリンピックからもたらされた平和が統一に繋がることを望む」と韓半島の平和を希望した。
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