バジルとトマトは寄せ植えすると虫害の侵入を防ぎ、味も良くなる。農村振興庁
[カン・ガヒ、イ・ギョンミ]
植物にもいわゆる「相性」がある。
農村振興庁(農振庁)は10日、本格的な家庭菜園の栽培時期を迎え、一緒に植えるとお互い良い影響をあたえる「コンパニオン・プランツ」について紹介した。
代表的なコンパニオン・プランツとして、トマトとバジルが挙げられる。乾燥に強いトマトと水を好む性質のあるバジルは、正反対の特性を持っているように見えるが、近くで植えるとお互い病気を防ぎ、味も良くなる。
バジルは、トマトの余分な水分を吸収し、トマトにおける裂果発生を減らしてくれる。トマトは、バジルに水分を提供することでさらに柔らかで新鮮な葉にする。
バジルは、キャベツ・ニラ・ピーマンとも相性が良い。アブラムシや蚊、ハエなどを防ぐことができる。ネギとキュウリは、お互い病害虫から守るとされ、ネギの根っこについてる微生物がツル割れ病を予防するという。
コンパニオン・プランツを組み合わせて栽培すると、害虫の被害を防ぐだけでなく、生育を助け合うことで管理も簡単になる。
相性の悪い植物もある。
ネギと大根、枝豆などを寄せ植えすると、ネギの根から出る有機酸が有機化合物を分解し、そこで作られる成分によって大根の生育が悪くなる。ナス、ゴボウ、オクラはお互いの栄養分を奪い合えるので、寄せ植えに適していない。
農振庁が提供する「家庭菜園デザイン」、「都市農業農資材情報」の本は農業科学図書館(http://lib.rda.go.kr)農振庁が提供する「家庭菜園デザイン」、「都市農業農資材情報」の本は農業科学図書館(http://lib.rda.go.kr)で閲覧できる。
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