1894年に発生した東学農民革命(甲午農民戦争)の農民指導者である全琫準の銅像=東学農民革命記念財団
[カン・ガヒ、キム・ウニョン]
東学農民革命(甲午農民戦争)の記念式典が11日、ソウルの光化門(クァンファムン)広場で開かれる。
東学農民革命は、1984年朝鮮王朝下の圧政や外国の干渉に反対する、全琫準 (チョン・ボンジュン)が中心となって起きた農民の闘い。人間の平等などをうたう「東学思想」が根底にあった。日本と清国が対立した「日清戦争」に発展し、1919年3月1日に朝鮮半島で起きた日本による植民地時代からの独立運動「3・1運動」にも影響を与えた。
韓国政府は、「5月11日」を東学農民革命の記念日に指定し、今年初めて記念式典を行う。2004年に「東学農民革命に参加した人などの名誉回復に関する特別法」を制定した。
同式典のテーマは、「再び咲く緑豆の花、希望の新たな歴史」。同式典には、李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理や東学農民革命に参加した人の子孫、市民などの約1千人が参加する。同式典は、湖南ウド農楽公演、開式宣言、国民儀礼、記念式の挨拶、記念公演の順に行われる。
東学農民革命に関連する記念イベントは、忠清北道(チュンチョンプクト)や全羅南道(チョルラナムド)などでも開かれる。
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