旭日旗を掲げて嫌韓デモを行う右翼団体=1日、東京、聨合ニュース
[キム・ウニョン]
「平和精神に基づき、世界中の人々が参加するオリンピックに、軍国主義と右翼運動の象徴である旭日旗はふさわしくない」
旧日本軍の慰安婦問題などの韓日問題を国際社会で提起し、主要な役割を果たしてきた戸塚悦朗・国際人権弁護士は1日、コリアネットのインタビューでこのように語り「旭日旗は問題ない」という日本政府の考えを批判した。
また、第二次世界大戦で使用した旭日旗をオリンピックで使用するのは、「暴力的な武力による侵略戦争にあけくれた日本帝国時代の政策や思想に問題がないと解釈できる」と批判した。
続けて、「日本による軍事的侵略を受けた韓国・中国などの人々がどのような気持ちになるかを推し量るべきだ」と強調した。
戸塚弁護士は、旭日旗が日常生活で使われているという外務省の主張について「右翼の運動の象徴として最も多く使われている」と指摘した。また、右翼団体について「戦後の平和憲法を攻撃し、戦前の軍国主義時代に戻りたいと主張している。彼らを見ると侵略戦争、植民地支配、暴力などを連想してしまう」とし、「また恐ろしい時代が来るのではないかと心配になる」と語った。
戸塚弁護士は、日本人に対して「植民地支配と軍国主義への反省を忘れてはいけない」とし、「歴史的な事実をしっかり勉強して、歴史認識を深めるべきだ」と述べた。
eykim86@korea.kr