社会

2021.02.23

20210223_Taegeukgi

デニー太極旗=国立中央博物館


[ソ・エヨン、キム・ウニョン]

国立中央博物館は、韓国国内に現存する最も古い太極旗(韓国国旗)を23日から来月8日まで公開する。日本による植民地支配に抵抗して1919年3月1日に起きた独立運動の記念日「三・一節」102周年に合わせた特別企画である。

この太極旗は、朝鮮王朝第26代王の高宗(在位1863~1907年)の外交顧問であった米国人オーウェン・デニー氏が1890年に帰国し、当時の高宗が彼に贈ったもので、「デニー太極旗」と呼ばれる。デニーの子孫が1981年に韓国に寄贈し、登録文化財に指定された。

縦180センチ、横263センチの大きさ。白地の綿布を2枚つなげ、白地の中央に置かれた赤色と青色の布を縫い合わせて「太極」を表した。その周りに「四卦」が配置されているが、現在の太極旗とほぼ同じで、色が黒でなく青になっている。

xuaiy@korea.kr